【春だから、シャツ】Vol.3 Sans Limite(サンリミット)のシャツ

春になるとシャツを着たくなりませんか?筆者は暑がりなので通年着ていますが、特に春になると無性に着用頻度が増えます!その中でも今季着たいシャツをご紹介していきます。

Sans Limite(サンリミット)とは

前回と同様に、まずはブランドについてご紹介。サンリミットは2012年にスタートした日本のブランドで、デザイナーは門田雄介さん。前回ご紹介したコムデギャルソンシャツでパターンをメインに、企画や生産管理も担当していました。

www.basic-fashion.jp

直営店は上野と北参道にあり、全国選りすぐりのセレクトショップでも取り扱いがあります。アメ横にある上野の店舗にしか行ったことがありませんが、下町らしさをほんの少し残しながらもモダンでいて、アンティークの什器や洗練されたサンリミットのアイテムが美しく並ぶ様からなのか、海外のショップのような雰囲気です。雑居びるの2Fにあり、こういった雰囲気な上に、静かな空間ながら入店しにくさは一切なく、丁寧な店員さんが対応してくださります。

サンリミット全体の特徴と言えるのが、ベーシックで品がよく、街にスッと馴染む黒子のような存在なのに黒子になりすぎず、どこかセンスよく見せてくれるアイテムが多いこと。コムデギャルソンシャツ出身と聞くとエッジの効いたモード寄りのアイテムをイメージしてしまいますが、ミニマムでシンプルという言葉がよく似合うブランドだと思います。それでいてどこか職人気質な雰囲気もありつつ、前にご紹介したコモリシャツほど大流行しているわけでもなく、コムデギャルソンシャツ フォーエバーの一枚よりも価格帯が抑えられている(肌感ですが1万円以上お手頃)ため、筆者はシャツを探すときに最初にチェックしているブランドです。

 

サンリミットのレギュラーシャツは6種類・2カラー・6サイズあり

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

ALPOA(@alpoa_minoh)がシェアした投稿

サンリミットでは多くのシャツが展開されていますが、定番的に展開されるのが6種るの襟型と2色のカラー展開、そしてサイズは6つからセレクト可能。それぞれ解説していきます。

 

好みが見つかる!6種の襟型をご紹介

シャツで6種も定番的に展開していることは珍しいのでは。好みの型が見つかるはず!

 

SH01:レギュラーカラー

背にはセンタープリーツで裾はラウンドしたベーシックなデザイン。袖口は剣ポロ仕様で、ポケットはベースボール型。

SH02:ボタンダウン

ボタンダウンというとオックスフォードが定番ですが、ブロード生地を採用(オックスフォードもあり)。前縦付きで、背にはセンタープリーツ、袖口は剣ポロ仕様でポケットは小丸ポケット。

SH03:大開衿

背はサイドタック、裾はストレートヘム(ラウンドしておらず、直線)。フラップ付きの小丸ポケットが両胸にある。

SH04:ワイドスプレッド

背にはサイドタック、裾はラウンド、袖口は剣ポロ仕様。ポケットはベースボール型で、少し個性を出したい一枚を探している人におすすめ。

SH05:小開衿

背にはサイドタック、襟はステッチなし。SH03と違うのは襟が小さめで、裾がラウンドしているところ。左胸に小丸ポケット付き。

SH06:スタンドカラー

着丈が長く、袖はダブルカフス。背にサイドタックがあり、ポケットは小丸ポケット。こちらも少し個性を出したいときにおすすめ。

 

カラーはホワイトとブラックが定番展開

シーンを選ばないホワイトとブラックカラーのシャツ。これに加えて、ストライプなどの柄もシーズンごとに展開があります。

 

サイズは6つあり

型やカラー展開もさることながら、サイズ展開が豊富なこともサンリミットの魅力。表記サイズが独特なので、選ぶ際は以下を参考にどうぞ!

 

-2:XS

-1:S

 0:M

 1:L

 2:XL

3:XXL

 

-2や-1は女性の着用も想定したサイズ感ですが、あくまでメンズサイズをグレーディングしたもの。メンズのシャツを取り入れたい女性におすすめです。

サンリミットのシャツの魅力を深堀り

f:id:masahiro2113:20210328152948j:plain

このブロックは基本的に私物でお届けします!

とここまで書きましたが、実はレギュラーカラーは所有しておらず、、、。ストライプ好きなので、ストライプ柄のシャツを2枚愛用しています。シャツの型でいうとどちらもSH01のレギュラーカラーなので、これで魅力をお伝えします。

 

魅力1:襟の形と開きが美しい

f:id:masahiro2113:20210328152858j:plain

f:id:masahiro2113:20210328152922j:plain

写真はSH01ですが、少し外にはねる襟がポイント!また、サンリミットのシャツはフロントボタンの第1ボタンと第2ボタンの感覚が少し近く、第2ボタンと第3ボタンで少し距離が離れており、それ以降は等間隔で空いています。第1ボタンを開ければ品良くカジュアルに、第2ボタンまで開ければよりラフにと、ボタン感覚が計算されているので、どこで開けても美しい襟周りを楽しむことができます。

 

魅力2:美しい縫製

f:id:masahiro2113:20210328153100j:plain

コムデギャルソンシャツ フォーエバーと同じですが、こちら出身だけあってサンリミットのシャツも美しい縫製。ベーシックなシャツは運針が細かく、ドレスにもカジュアルにもハマる一枚に仕立てられていますが、2本針や3本針といったワークテイストを感じるタイプも丁寧な縫製を感じることができます。

 

魅力3:丁寧な柄合わせ

f:id:masahiro2113:20210328153123j:plain

ボディと袖やボディとポケットなどの別パーツを縫い合わせる際に柄をきちんと合わせるのは、コストの面で省かれることも多い肯定。コモリシャツもそうですが、柄合わせをきちんと対応しているシャツはパッと見ただけでも美しさが異なって見えます。

 

魅力4:いつでも買うことができる

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

武久 駿(@shun0226)がシェアした投稿

SH01〜06の型、ホワイトとブラックの2カラー、-2〜3までの豊富なサイズ展開で販売されている定番のシャツは、いつでも買えることが魅力。コムデギャルソンシャツのフォーエバーラインと同様に、お気に入りの一枚をいつでも買えるのは嬉しいポイントですね。

 

魅力5:好みの一枚が見つかる

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

ALPOA(@alpoa_minoh)がシェアした投稿

魅力3で書いたように、豊富な肩とサイズ展開、そしてベーシックなカラーから好みの一枚が見つかりやすいのもサンリミットならではの魅力。シャツブランドではないものの、ここまで定番的にいつでも展開されているのはありがたいですね! 

 

シャツが欲しくなったらサンリミットを覗いてみて!

定番シャツが型もサイズも豊富に揃い、ベーシックなホワイトとブラックが抑えられているサンリミットのシャツ。このほかにもストライプ柄やチェック柄などシーズンアイテムも毎シーズン展開されているので、良いシャツを探している人はまずここを覗いてみてはいかがでしょう?

 

サンリミットのシャツを楽天で探す

hb.afl.rakuten.co.jp

直営店(サンリミット)で探す