【個人的】HEUGN(ユーゲン)のシャツが気になるのでまとめてみた【注目】
まだご紹介したいシャツはあるのですが、箸休めというか、個人的に購入するかを考えているHEUGN(ユーゲン)のシャツをご紹介(というか備忘録的にまとめます)。今まで紹介してきたようなブランドのシャツが気になる人には刺さるのではないかなと個人的には思います!
HEUGN(ユーゲン)とは
大手セレクトショップのユナイテッドアローズにてメンズチーフデザイナーを務めていた小山雅人氏が2019年秋冬からスタートしたブランド。ブランド名は日本語の「幽玄」より由来。
幽玄とは“ 物事の趣が奥深くはかりしれないこと”という意味で、「日本人の持つ“ 奥深くて、はかり知れない美 ”を追求」をコンセプトとしたブランドです。
青山の「レショップ」というセレクトショップでアイテムをチェックしましたが、シンプルで上質、かつ品があってクラシックというワードがぴったりなブランド。長く愛用したいと思える、大人のファッション好きに向けたアイテムが特徴です。
また、クラシックだけどトレンドを程よく加味しており、今のゆったりとしたサイジングを意識しながらもいかにもなビッグサイズでなく、この匙加減が「ユーゲン」らしいと言えるのかもしれません。もちろん素材選びや縫製と言った仕様に至るまで、絶妙なバランス感で計算されています。
ユーゲンの取扱店
ブランドホームページのストックリストを見ると、かなり限られたセレクトショップに降ろしているようですね。2021年3月現在は以下ショップでの取り扱いがあるようです。
BLANDET SHOWROOM&STORE
UNITED ARROWS AOYAMA WOMENS STORE
Adam et Rope WILD LIFE TAILOR MARUNOUCHI
ユーゲンのシャツは2型が定番
ユーゲンではコートやスラックスといったアイテムの展開もありますが、シャツはブランドの顔の一つと言える人気のアイテム。シャツは2つの型を定番アイテムとして展開しており、「James」と呼ばれるレギュラーカラーのシャツとバンドカラーシャツの「Rob」というモデルがあります。それぞれの特徴を紐解いてみましょう。
40年代のフランスのオーダーシャツをベースとした「James」
一見するとベーシックなレギュラカラーシャツですが、えりが小ぶりでスマートに見えるよう設計されているのがポイントのJames。肩幅も昨今トレンドのドロップショルダー(肩のラインが落ちる)ではなく、ジャストなサイズ感に仕上げられています。
「窮屈な着用感なのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、そこは問題なし。バックヨークにギャザーを寄せることで運動量を確保し、ストレスフリーな着心地を実現しています。
袖はサンリミットのシャツでもみられる二枚剥ぎ。
台襟の芯抑えのステッチ。こだわりあるディテールが多くある一枚です。着丈も長すぎず、短すぎないため、タックインしてもアウトしてもサマになるバランスでした。
40年代のイギリス軍のシャツをベースとした「Rob」
Jamesと比べてややゆったりとした肩幅を取っているRob。とはいえドロップショルダーのような設定ではなく、少しゆとりのある程度に設計されています。
フロントの第一ボタン(一番上のボタン)がなく、両端ともボタンホールになっています。そして台襟後ろ中央にもボタンホールが設置。これはデタッチャブルカラー(つけ襟)の名残を残したデザインでして、クラシカルな雰囲気が好きな人にはキュンとくるポイントではないでしょうか。
バックヨークはやや高めかつ、プリーツを4箇所設定されているところも注目。運動を邪魔しない配慮がされています。
緩やかにラウンドする裾。こちらもイン・アウトどちらでも決まりそうですね。
これからもチェックしたいユーゲンのシャツ
書いていたらますます欲しくなってきたユーゲンのシャツ。ホワイトの他にも今シーズンはシャブレー生地のブルーやコットンリネン生地のストライプなどが展開されています。個人的にストライプ柄が好きなので、Robの一枚を買おうか考え中、、、!各ショップを覗くと動きが早く、既に売り切れている店舗もあるので、悩んでいる人はお早めにチェックを!